10月5日に全日程を終了した1部リーグは、松本大、新潟医療福祉大、上武大の3チームが同率1位となり、10月11日(土)から3日間、リーグ創設後初の三つ巴による順位決定戦を実施します。ここでは、リーグ戦の結果を踏まえた各試合の注目ポイントを紹介します。
10月11日(土)
上武大学 対新潟医療福祉大学
試合開始:12時 会場:上武大学野球場
【上武大投手陣が再び新医大打線を封じるか】
リーグ戦では上武大が5対0で勝利。上武大は、先発の西村昴浩が6回途中まで無失点に抑えると、その後は継投で相手打線を封じ込め、打線も井戸本海里、西原太一にホームランが生まれ効果的に得点を重ねました。一方の新医大は4度得点圏にランナーを進めましたがあと一本が出ず、苦しい試合展開となりました。
上武大は、リーグ2位の得点力を誇る打撃陣に、リーグ最少失点の投手陣という攻守のバランスに優れた戦力を誇ります。それだけに順位決定戦でも、強さを見せつける可能性が高いです。そのため新医大は、ロースコアの接戦に持ち込めるかが勝負のポイントといえます。なぜなら新医大投手陣の失点は、リーグ3位と安定感を誇っています。なかでも、リーグ戦5試合に先発し3勝負けなし、防御率2.03の飯濱友翔が登板となれば、上武大打線も攻略が難しくなると思われます。
10月12日(日)
新潟医療福祉大学 対松本大学
試合開始:12時 会場:上武大学野球場
【秋季リーグ最多本塁打の丸山慧也(松本大)に注目!】
リーグ戦では、5対4で松本大に軍配が上がりました。松本大は、先発・小鷹柾也(秋季リーグ成績6試合(5先発)、2勝0敗、防御率3.34)がリードを許す苦しい展開になりましたが、終盤に打線がつながり見事な逆転勝利を飾りました。新医大は、6回からマウンドに立った2番手・後藤響がリードを守れず悔しい結果となりました。
新医大は、上武大戦同様に投手陣の調子がカギを握ると思われます。投手陣を支える飯濱友翔の連投は十分に考えられますが、リーグ戦では5回2失点と粘りを見せた川瀬直、リーグ戦のリベンジを果たしたい後藤響がどんなピッチングを見せるかにも注目です。一方の松本大は、リーグ戦での対戦でホームランを放っている丸山慧也、見事な逆転タイムリーヒットを含む2安打2打点と活躍した小森結斗がキーマンに挙げられます。なかでも丸山慧也は1年生ながら秋季リーグの最多本塁打打者に輝いており、大切な試合でも豪快なアーチを描けるかに注目です。
10月13日(月・祝)
松本大学 対上武大学
試合開始:12時 会場:上武大学野球場
【上武大はエース・井出海翔でリベンジなるか】
上武大のリーグ戦失点16のうち11は、松本大との試合で記録したものです。リーグ戦では上武大の先発・清水慶斗が立ち上がりから4連打を浴びるなど松本大打線につかまり、2回途中から継投に入り流れを止めようとしましたが、リリーフ勢も失点を重ねました。松本大は主将で4番の藤田洸が2安打3打点、丸山慧也が3安打3打点と活躍して、勝利を収めました。
それでも、今回の順位決定戦で同じような展開になるかは不透明です。ポイントはリーグ戦の際、上武大の主将でエースの井出海翔が登板していないこと。リーグ戦で5試合に登板(うち先発2)し、防御率0.96と抜群の安定感を見せた井出。4月の春季リーグで松本大と対戦した際には、相手打線を2安打無失点に抑え、10個の三振を奪っています。春秋連覇へ重要な戦いを井出に託す可能性は高く、投手戦の予測もたちます。一方の松本大は、リーグ戦同様に序盤で打線がリズムをつくり、守備にいい流れを持ち込めるかがポイントになるでしょう。